料理

ピーマンのアンチョビ炒め~常識を覆す野菜の旨味の引出し方~

夏の終わり、最後のピーマンかなと思いながらのお料理。

我が家の夏のピーマン大量消費料理といえばこれが定番なんです。

アンチョビについて

アンチョビって、日本の家庭料理ではあまり使わないので常備してるよって方のほうが少ないかもしれませんね。

私も大人になるまでほとんど食べたことがなかったですし、どんなものかもよく知らなかったです。

色んなアンチョビが売っていると思うんですけど、私が愛用しているのはアンチョビフィレのエクストラバージンオリーブオイル漬けです。

アンチョビは保存食なので数年くらいは余裕で食べられるんですが、開封未開封に関わらず、保存方法には気を付けないといけません。

特に夏の暑いときなどに常温で置いておくと、どろどろの液体状になってしまいます。(味は変わりません)

これはこれで、パスタソースにしたり、液体として料理に使ったりするときは便利です。

冷蔵庫に保管しておくと、ずーっとフィレのきれいな形をキープしてくれるので、そのまま食べるときにはいいです。

ただちょっと注意が必要なのは、アンチョビは空気に触れると酸化が進んでしまいます。なのでオリーブオイルなど冷蔵庫に入れて固まってしまう性質をもつオイルに漬けてあるものは、アンチョビを引っこ抜いてできた穴に上からオイルを注いで穴を塞いでおくのがいいようです。もちろん、油によっては冷蔵庫でも液状を保つものもありますのでその場合は心配ないです。

私は、常温のものと冷蔵庫保管のものと2種類を使い分けています。

気軽でお気に入りの食べ方は、ゆで卵を切ってアンチョビをのっけてパクリ。幸せ。

ネットでも色んなアンチョビを売っているので、色々と試してみてください。

おすすめはオイル漬けで、新鮮なうちに加工されたものが絶対によいです。オイルにもこだわっていればなおよしです。

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レシピ

ピーマン たくさん

アンチョビ 適量

オリーブオイル 適量 (結構たくさん入れます)

玉ねぎ 適量 (まな板の横に使いかけのものがあったので入れてみましたがなくてもいいです)

まずは冷たい状態のお鍋に、アンチョビとオリーブオイルを入れます。

アンチョビの塩分がしっかりあるので塩は使いません。調味料はこれだけ。アンチョビの旨味は本当に強いので料理が簡単になります。

中火くらいで加熱してアンチョビがドロドロにとけてきたらピーマンと適当に切った玉ねぎを入れます。

ピーマンは今回はまるごと入れました。種も食べたいなーと思ったので。種は血管を元気にしてくれる栄養満点の食材なのでなるべく捨てずにたべるようにしています。

あとは蓋をして弱火にかけます。時々まぜるくらい。

だんだんとピーマンの色が変わってきますね。いい感じ。

このくらいの色かもうすこし茶色になるまで加熱してもいいです。弱火で時間をかけてじっくりと加熱することが大事です。

緑がかなり落ちているので鉢植えでわしゃわしゃしていたローズマリーを添えてみました。

今日もおいしいゴハンができました。

ぜひ作ってみてください。

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